貯水率0%の状態が続いていた宮城県大崎市の鳴子ダムは、まとまった雨が降ったことにより約1カ月半ぶりに貯水率0%を上回りました。
鳴子ダムでは、6月から8月にかけて雨が少なかったことや猛暑の影響により7月29日以降、貯水率0%が続いていました。
10日夜からまとまった雨が降ったことで水位が上昇し、11日午後6時半には水位は231.04メートルとなり、最低水位の231メートルを上回り約1カ月半ぶりに0%を脱しました。
その後も水位は上昇し、12日午後3時時点の貯水率は6.4%となっています。
鳴子ダム管理所では「今後、水位が少しずつ上昇し、紅葉シーズンには例年と変わらない美しい湖と山の姿が現れて沢山の方が訪れることを期待している」とコメントしています。