宮城海上保安部は、新たに開発した情報共有アプリを使った海難救助訓練を宮城県亘理町で実施しました。

 民間の救助団体との連携を強化しようと宮城海上保安部が実施した訓練では、開始前に、参加者たちがスマホのレクチャーを受けました。

 実は今回の訓練、主役はアプリです。従来の救助では、電話や無線で場所などの情報を伝えていましたが、このアプリを使うことで正確で迅速な伝達が可能となります。

 アプリには助けを待つ人の写真や詳しい位置などが送られ、一刻一秒を争う中最新の情報に基づき救助活動を遂行します。

 参加者「やり方は大体は理解できました」「アプリを使った連絡手段は斬新で、これからは色々活用しながらやっていきます」

 このアプリが訓練で使われるのは東北では初めてで、2026年の実用化を目指しています。