宮城県の色麻町議会議長が「職員を辞めろ」などとパワハラ発言をしたとされる問題で、町議会で議長の不信任案が可決されました。

 色麻町議会の天野秀実議長は8月18日の議会運営委員会で、遅れて出席した際に書類を机にたたきつけ議会事務局長に「職員を辞めろ」などと複数回暴言を吐きました。

 これを重く見た町議数人が不信任案を提出し、17日の本会議の採決で全会一致で可決されました。

 天野秀実議長「やはり重く受け止めています。今回のようなことになったことについて、大変申し訳なく思っています。申し訳ございませんでした」

 不信任案に法的拘束力は無く、天野議長は「議長や議員を辞職する考えはない」と話しています。