イスラエルがハマス幹部の暗殺を狙ったドーハでの攻撃について、カタール政府がイスラエルに対し、謝罪を求めていることが分かりました。

 アメリカのニュースサイト「アクシオス」は20日、カタールがガザ地区の停戦交渉の仲介再開を前に、イスラエルに対し、謝罪を求めていると報じました。

 9日に起きたドーハの空爆では、ハマスのメンバー5人と、カタールの治安部隊1人が死亡していました。

 カタール政府は、死亡した治安部隊の遺族への補償と今後、カタールの主権を侵害しないとの約束があれば謝罪を受け入れる可能性があるとしています。

 カタールも謝罪の要求が政治的なリスクをともなうことを認識していて、柔軟な対応を取る構えを見せています。