農薬や化学肥料を減らして栽培された環境保全米の新米試食会が、仙台市で開催されました。
釜のふたを開けると、お目見えしたのは炊き立てのご飯。宮城県で収穫されたばかりの環境保全米です。
試食会にはJAの関係者ら約60人が参加し、ひとめぼれ、ササニシキ、つや姫、だて正夢、4つの味を楽しみました。
環境保全米は、農薬や化学肥料の使用量を通常の半分以下に減らして栽培したお米です。
宮城県で生産される主食用米の約3割を占めていて、34市町村の学校給食にも使われています。
猛暑や水不足の影響が心配されましたが、おいしいお米が育ったということです。
「それぞれのおいしさが際立っていて、つやも甘みも香りもすごく良くて、おいしい新米になっていると思います」
みやぎの環境保全米県民会議佐野和夫会長「大変おいしいお米に仕上がったということで、まずは一安心しております。水が少なくて大変だったけども、各農家が努力をした結果だと思います」