各地でクマの出没が相次ぐ中、仙台市泉区のキャンプ場でも、今シーズンはクマの目撃が多く、対策に追われています。
仙台市泉区のオーエンス泉岳自然ふれあい館です。
あいにくの雨にもかかわらず、キャンプを楽しむ家族連れの姿が見られました。
一方、こちらのキャンプ場の周辺でも、クマの目撃が相次いでいます。
9月から10月13日までの目撃は、約20件と、既に去年1年間とほぼ同じ数になっています。
訪れた人「食べ物外に出しっぱなしにしない、ゴミ袋もちゃんと閉めてテントの中に入れておく、そのくらいですかね」
施設を管理する熊谷祐彦館長は、クマの目撃が相次いでいることを受け、様々な対策を行っています。
オーエンス泉岳自然ふれあい館熊谷祐彦館長「仕掛けを作っている。鳴り物。クマ鈴をひもにつけたり、飯ごう炊飯の蓋に竹をつけて仕掛けを作って鳴るようにして、ここに動物が触れた時に音が鳴って、人間が分かって逃げられる」
また、新たに始めた対策も
オーエンス泉岳自然ふれあい館熊谷祐彦館長「今年から柵を設定し、クマもイノシシも、動物たちがキャンプ場に上がって来ないように設置をした」
キャンプ場では他にも、クマと鉢合わせをしないように、出没が増える時間帯に爆竹を鳴らしたり、草を刈って見通しを良くしたりという、対策を取っているということです。