自民党と日本維新の会の連立協議を巡り、維新が求めている国会議員の定数削減について衆議院の比例代表を対象とすることで調整していることが分かりました。

 維新は、連立の条件として12の政策項目を提示しています。

 そのうち国会議員の定数を1割削減する法案を年内に成立させることを強く求めています。

 維新関係者によりますと、衆議院の比例代表を削減の対象にすることで調整していて、自民党執行部は受け入れる方針を示しているということです。

 衆議院の小選挙区や参議院については対象にしない見通しです。

日本維新の会 吉村代表 「これができないなら合意はしません。次の臨時国会、つまり今年中にやる。1割、50人削減」

 両党は合意に向け、詰めの調整を急ぐ考えです。

 また、吉村代表は合意できた場合の協力の仕方について「大臣になりたいわけではない」と述べ、閣外協力となる可能性を示唆しました。