「ガザ和平合意」の交渉にも詳しいイスラム組織ハマスのリーダーがANNの単独取材で「復興への議論が近く始まる」と明らかにしました。

ハマスのリーダー ワリード・アルキラニー氏 「今後数日の間に復興に向けたロードマップを策定する試みが実施される。この計画が成功し、実行への道筋が見つかることを期待している」

 ハマスのリーダー、ワリード氏は和平合意の「第2段階」に向けた協議が近く始まると示唆しました。

 ただ、イスラエルの攻撃で人質の管理担当者が死亡し、「第1段階」で定めた遺体の返還には時間がかかると明かしました。

 また、ハマスの指導者らは今後もガザ地区にとどまるが、戦後の統治には関わらないとの考えを示しました。

 こうしたなか、イスラエルは19日、ガザ地区全域を空爆し、中東メディアによりますと、少なくとも42人が死亡したということです。

 兵士への攻撃に対する報復だとしていますが、ハマスは攻撃を否定しています。