東京・小平市の津田塾大学の構内で女子大学生の衣服に体液をかけたとして逮捕された元職員の男が別の女子大生の衣服にも体液をかけていたとして再逮捕されました。

 津田塾大学の元職員・田辺佑介容疑者(43)は6月から7月にかけて、小平市内の大学の構内で20代の女子大学生2人のハーフパンツに複数回にわたって体液をかけた疑いで再逮捕されました。

 捜査関係者によりますと、田辺容疑者は廊下に設置された学生用のロッカーのうち鍵の掛かっていなかったロッカーを開けてハーフパンツを抜き取って体液をかけた後、ロッカーに戻していたということです。

 その様子を撮影した写真をインターネットの掲示板にあげて不特定多数の人が見られるようにしたことから事件が発覚しましたが、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで今月22日に書類送検されました。

 田辺容疑者はこれまでの取り調べに対し、「女性の衣類に興奮する性癖があり、欲望を止められなかった」と供述しています。