任期満了に伴う宮城県知事選挙は26日に投票が行われ、開票作業が進んでいます。現職の村井嘉浩氏と新人の和田政宗氏が接戦を繰り広げており、大勢が判明するのは日付が変わった27日未明となる見通しです。
宮城県知事選挙に立候補しているのは、届け出順に現職で6回目の当選を目指す村井嘉浩氏(65)、いずれも新人で元参議院議員の和田政宗氏(51)、自然塾を主宰する金山屯氏(85)、元県議会議員の遊佐美由紀氏(62)、元角田市職員の伊藤修人氏(33)の5人です。
26日現在の有権者数は187万1885人で、期日前投票を済ませた人は前回2021年より約4万人多い39万9150人、そして午後8時現在の推定投票率は25.16パーセントで、前回2021年を12ポイント下回っています。
khbの出口調査では、現職の村井氏が元参議院議員の和田氏と接戦を繰り広げ、元県議の遊佐氏が続いています。元角田市職員の伊藤氏と、自然塾主宰の金山氏は厳しい情勢です。
支持政党別の投票先では、自民党支持層の6割強、公明党支持層の6割ほどが村井氏に投票しました。
一方、和田氏は政策覚書を結んだ参政党支持層の9割を固め、自民党支持層からも3割近くの支持を受けています。
投票は午後8時に締め切られ、開票作業が進められています。大勢が判明し新しい知事が決まるのは、日付が変わって27日未明になる見通しです。