イスラエルはイスラム組織ハマスが和平合意に違反したと主張し、ガザ地区への空爆を再開しました。

 ロイター通信などによりますと、28日にイスラエル軍が再開した空爆はガザ地区全域に及び、29日未明まで続きました。

 地元保健当局は26人が死亡したとしています。

 イスラエルはハマスが返還した遺体について、土に埋めた後、発見したように偽ったことが確認されたなどとしてハマスの和平合意違反を主張しています。

 28日にはガザの南部ラファでハマスから攻撃を受けたとして、ネタニヤフ首相が攻撃の即時実施を指示していました。

 ハマスは声明で、ラファの攻撃には一切関与しておらず、合意を順守すると表明しています。