26日に投開票された宮城県知事選挙で6選を果たした村井知事に、当選証書が手渡されました。選挙中のデマ拡散は「厳しい態度が必要」と告訴告発の検討を続けていると述べました。

 村井知事は34万票余りを獲得し、参政党の応援を受けた和田政宗氏との大接戦を制し、歴代最多となる6回目の当選を果たしました。

 宮城県庁で29日に当選証書付与式が行われ、村井知事は選挙管理委員会から当選証書を受け取りました。

 村井知事「集大成、結果を残して富県宮城の形がこういうものだったと、県民の皆さんにはっきり理解してもらえるようにしたい」

 村井知事はSNSでデマや誹謗中傷が拡散した選挙戦を振り返り、名誉棄損罪などで法的措置の検討を続ける考えを明らかにしました。

 村井知事「兵庫県知事選挙で、なあなあにした結果このようなことが起こった。ほかの県でも参政党は候補者擁立を考えていると仄聞(そくぶん)したので、こういうことがないようにしないといけない。厳しい態度も必要だと思う」

 村井知事の6期目の任期は、11月21日から4年間です。