宮城県加美町では、正月の玄関に飾るしめかざりの出荷式が行われました。

 JA加美よつばの倉庫で行われた出荷式には生産者など10人ほどが出席し、正月飾りをお祓いして家内安全や無病息災などを祈願しました。

 JA加美よつばでは、女性部の農家が40年ほど前から正月用のしめかざりを作っています。

 しめかざりには加美町で収穫した稲わらや稲穂、ヒバなどが使われていて、11月中旬から約1万1000個を作りました。

 加美よつば園芸課後藤瑠伽さん「女性部の農家さんが手作りで心を込めて作った物となりますので、手に取って玄関に飾っていただき新しい年を迎えていただければと思います」

 しめかざりは、主に首都圏や仙台市に出荷されます。