全国でクマの被害が相次ぐなか、山形県では住宅地でクマが目撃され近くの小学校が臨時休校となっています。
山形県鶴岡市で29日夜、住宅の玄関前にいるクマが目撃されました。
警察や猟友会などがクマを捕獲をするため30日朝からドローンなどを使って捜索していますが、クマの行方が分からなくなっているということです。
市によりますと、捕獲用のわなを仕掛け近くにある小学校は休校にしたということです。
付近では先週からクマの目撃情報が寄せられていて、市は住民に注意を呼び掛けています。
北海道積丹町では29日、美国小学校の近くで子グマ1頭が目撃され、小学校では児童を保護者が送迎するなど警戒が続いています。
積丹町では地元猟友会が町議会議員とのトラブルが原因で1か月以上出動を拒否しています。
一方、福島県では70代の男性の行方が分からなくなっています。
男性の車が昭和村の山中で見つかったことから、警察は男性が山でクマに襲われた可能性も視野に、捜索を進めています。