仙台市泉区に本社を置く衣料品会社、りらいぶは一般医療機器として販売したシャツなどが国の定義に該当していなかったとして、48万着を自主回収すると発表しました。

 自主回収をするのは、りらいぶが販売したリライブシャツαとリライブスパッツαの2製品、計48万着です。

 2つの製品は一般医療機器に分類される家庭用遠赤外線血行促進用衣として、2024年2月から販売していました。

 厚労省はガイドラインで家庭用遠赤外線血行促進用衣を「衣類の全体で遠赤外線をふく射する機能を持つもの」と定義しています。

 一方、自主回収の対象製品は、遠赤外線の効果がプリント加工部分に限定されていたため、定義に該当しなかったということです。

 りらいぶは、健康被害につながる恐れはないとした上で、購入者へは代金の返金などで対応するとしています。