今シーズン初めての渡り鳥調査が、宮城県で一斉に行われました。

 調査は約500カ所の川や沼で行われ、このうち伊豆沼では県の職員らが双眼鏡を使い鳥の数を数えていきました。

 ガンやハクチョウはロシア極東部の繁殖地から越冬のため飛来し、伊豆沼周辺は毎年10万羽の渡り鳥がやって来ます。

 県伊豆沼・内沼環境保全財団が10月に行った独自調査ではガンが約9万3000羽、ハクチョウが308羽確認され平年並みに飛来しているということです。

 ガンは今が飛来のピークで、1月中旬にはハクチョウの飛来も最盛期を迎える見通しです。