10日、宮城県大崎市の橋で金属製の銘板が無くなっていましたが、他の複数の橋でも盗難と見られる同様の被害が確認されていることが分かりました。

 10日午前、大崎市三本木の鳴瀬川に架かる桑折江大橋で、金属製の銘板4枚が無くなっているのを北上川下流河川事務所の職員が見つけました。

 これを受け事務所が管理する他の橋も調査したところ、大崎市では同じく鳴瀬川に架かる三本木橋など計3カ所の橋で同様の被害が確認されたということです。

 大崎市では21日にも多田川橋で銘板が無くなっているのが見つかるなど、何者かによって盗まれたとみられる被害が相次いでいます。

 銘板の盗難は大崎市だけではなく宮城県各地で確認されていて、県は管理している約1700カ所の橋を数日間かけて調査し、被害規模を把握したいとしています。