宮城県で韓国式トレッキング「宮城オルレ」の多賀城コースが新たに追加され、約1200人の参加者が多賀城市内を散策しました。
「オルレ」は韓国の済州島で生まれた自然を満喫できるトレッキングコースで、県内では「奥松島」や「気仙沼・唐桑」など5カ所が認定を受けています。
16日、県内6カ所目の多賀城コースが誕生し、村井知事ら関係者が出席してオープニングセレモニーが行われました。
多賀城コースは全長8.5キロでアップダウンが少ない初心者向けのコースです。
コースには松尾芭蕉が俳句に詠んだ「野田の玉川」や多賀城廃寺跡など歴史に触れる名所が随所にあり、およそ3時間で歩くことができます。
参加者は「最高だね天気はいいし気持ちいいです。多賀城、今回回るところあまり分からないので歩きながらいろいろ知っていきたい」と話していました。
「蔵王・遠刈田温泉コース」は15日にオープン予定でしたが、クマの出没が相次ぎ来年春に延期しました。