日本のサツマイモが香港で人気となっている中、5年目となる宮城県産サツマイモの香港への輸出が山元町で始まりました。
香港へ輸出されるのは、山元町のやまもとファームみらい野などで生産されたサツマイモです。
この農場では震災の被害を受けた山元町の名産にしようと2016年からサツマイモの栽培を始め、2021年度から香港への輸出に取り組んでいます。
日本のサツマイモは香港で人気が高まっていて、この農場では前年から宮城県の他の産地のサツマイモの出荷も一手に引き受けています。5年目は前年度より10トン多い約50トンを輸出するということです。
やまもとファームみらい野馬場仁常務「間違いなく宮城のイモはおいしいと思っていますので、生産者の方が勇気を持ってサツマイモを生産していただくので非常に心強いと思っています。皆さんと一緒になって、宮城にはサツマイモがあるよと言えるようになればいいのかなと思っています」
サツマイモは29日に仙台港を出発し、約2週間で香港に到着、12月17日ごろから現地の店頭に並ぶ予定です。