男子御三家の一つ、東京を代表する名門進学校で中学生が友人の首をカッターで切り付けました。

■友人の首をカッターで切りつけ

 事件が発生したのは、東京・練馬区の私立武蔵高等学校中学校。警視庁によりますと、中学1年生の生徒が同級生の首をカッターナイフとみられる刃物で切り付けたということです。

 友人は首を15センチほど切られたということですが、意識はあるということです。

 西武池袋線江古田駅から歩いて6分の住宅街の中にある私立武蔵高等学校中学校は“男子御三家”とも呼ばれる、東京を代表する進学校です。

 「自ら調べ自ら考える」をモットーとした完全中高一貫校。毎年、東大合格者を出しています。

 中学校に通う男子生徒に話を聞くと…。

男子生徒 「先生がいない自習時間中に事件が起きました。テストを1週間後に控えて危機的な状況です。同じ生徒として恐怖を感じています」

 進学校に通う生徒が友人の首を切り付ける事件。けがをした生徒は病院に搬送されましたが、軽傷でした。生徒の間で何らかのトラブルがあったのか、警視庁は当時の状況を詳しく調べています。

 学校は、28日午後9時から校長が取材に応じる予定です。