仙台空港とタイのバンコクを結ぶ新たな路線が就航しました。5年9カ月ぶりのバンコク線復活です。

 1日に就航したバンコク拠点の格安航空会社=LCC、タイ・エアアジアXの定期便、仙台−バンコク線は、午前10時半ごろにバンコクからの第一便が仙台空港に到着し、東北地方のご当地キャラや地元のスポーツ少年団が観光客を出迎えました。

 タイからの観光客「牛タンを食べてみたい。(仙台には)お城があり快適な気候で温泉もある」「カキを食べに行く。松島のカキ小屋に行く」

 仙台とバンコクを結ぶ定期便は、タイ国際航空が2019年10月から5カ月ほど運航していましたが、新型コロナの影響で運休となり、今回5年9カ月ぶりに定期便の運航が始まりました。運航は月曜日、水曜日、金曜日、日曜日の週4往復です。

 仙台国際空港前田基社長「やはり新しい路線というのは非常にインパクトがありますので、確実に外国人旅客の層にもつながっていくものと思っています。私どもとしては、路線の拡大に引き続き注力してまいりたい」

 タイへの旅行客「夜行バスの中で苦しい思いしなくて済むかな、時間も短縮されて、その分旅行に時間取れるのでとっても良かったです」

 定期便は需要が高い冬の期間限定で運航されますが、2025年度の利用状況に応じて2026年度以降の期間延長なども検討すると言うことです。