ガソリンと軽油の暫定税率の廃止が決まったことについて、村井宮城県知事は地方の代替財源が確保されないままだとして影響は大きいとの認識を示しました。

 村井知事「国民の負担が軽くなるので決して間違ったことではないが、貴重な財源として特に軽油引取税は県税として入ってきていたので、かなり影響は大きい」

 ガソリン税と軽油引取税の暫定税率は参議院で法案が成立し、ガソリン税の暫定税率は12月31日で廃止され、軽油引取税の暫定税率も4月1日に廃止されます。

 村井知事は、地方自治体の財源として代わりの財源を確保するよう国に求めてきました。財源がないまま法案が成立したことについて、次のように述べました。

 村井知事「やや拙速な判断だったのかもしれませんね。減税ありきというのはすごく不安ではあります」