今年7月から9月のGDP=国内総生産の改定値が発表され、6四半期ぶりのマイナス成長となった11月の速報値から、下方修正されました。

 内閣府が発表した7月から9月の実質GDP成長率の2次速報値は、前の3カ月と比べてマイナス0.6%、年率換算ではマイナス2.3%でした。

 年率でマイナス1.8%だった先月17日の1次速報から下方修正されました。

 最新の経済統計などを反映した結果、個人消費は外食が想定よりも堅調で、プラス0.1%からプラス0.2%に上方修正された一方、設備投資でソフトウェア関連が下振れし、プラス1.0%からマイナス0.2%に修正されました。

 トランプ関税の影響が色濃く出た輸出は変更なく、マイナス1.2%でした。