東京都内の自宅で乾燥大麻を所持した罪で起訴された、俳優の清水尋也被告(26)に検察側は拘禁刑1年を求刑しました。

 俳優の清水尋也被告は、都内の自宅で乾燥大麻0.392グラムを所持した罪に問われています。

 8日午前10時から東京地裁で始まった初公判で、清水被告は起訴内容を認めました。

 裁判では清水被告の兄で俳優の清水尚弥さんが出廷し、証人尋問が行われました。

 被告人質問で清水被告は所持した理由について「ストレス緩和とリラックスです」と答えました。

 検察側は清水被告に対し、拘禁刑1年を求刑した一方、弁護側は執行猶予の付いた判決を求めました。

 裁判の最後に清水被告は「改めてたくさんの方々にご迷惑をおかけして強く心から反省しています。人として成長できるように弱さを見つめなおして責任ある行動をしていきます」と述べました。

 裁判はすべての審理を終え、判決は今月19日に言い渡されます。