実弾を発射できるプラスチック製のおもちゃの拳銃1丁を中国から密輸したとして、群馬県の男性が書類送検されました。

 群馬県榛東村の会社員の男性(57)は6月、プラスチック製のおもちゃの拳銃1丁を中国から密輸した疑いが持たれています。10日付で書類送検されました。

 警察によりますと、東京税関からの通報で事件が発覚しました。

 押収された拳銃はインターネットを通じおよそ1600円で販売されていた種類で、通常の銃と同じく殺傷能力があるため銃刀法違反の対象になっています。

 男性は「興味があった」と容疑を認めています。

 おもちゃの銃を巡っては、中国製の「リアルギミックミニリボルバー」という別の種類が群馬県内などのゲームセンターで景品として出回っています。

 この種類も来年から銃刀法違反の対象となるため、警察は12月末を期限として回収を進めていて、所有者へ期限内に届け出るよう呼び掛けています。