青森県八戸市で最大震度6強を観測した8日の地震で損傷した鉄塔について、NTT東日本は倒壊の恐れがないことを確認したと発表しました。

 NTT東日本は23日午後9時半から会見を行い、鉄塔の倒壊の可能性について、より詳細な検証をした結果、今回と同程度の地震が起きても倒壊の恐れがないことを確認したと発表しました。

 これにより、八戸市は鉄塔の周辺の35世帯に対して出していた避難指示を解除するとともに、午後10時には国道45号の通行止めをすべて解除しました。

 NTT東日本は地震直後に設計図面などからの解析を始め、今回の発表に至ったとしています。