事件は25日の早朝、フィリピン南部の町で起きました。

 やってきたのは市長を乗せた黒い車。すると、道路向かいに止まっていた白い軽ワゴン車から1人の男が降ります。

 なんと、その手にはロケットランチャーが…。

 そして、ロケット弾が直撃。

 現地メディアによりますと、この車は防弾仕様。ボディーガード2人が負傷したものの、市長は無事でした。

 2日後、市のSNSには笑顔を浮かべるアンパトゥアン市長の写真が。実はこの人、暗殺未遂に遭うのは今回で4度目でした。

 アンパトゥアン市長の一族は長年、現地で首長などを歴任。2009年、対立していた政治家の関係者やジャーナリストら57人を殺害したとして43人が有罪判決を受けています。

 そうしたなか、アンパトゥアン市長は捜査当局に協力し、親族に不利な証言をしたことで知られています。

 今回の襲撃後、逃走した男らは警察と銃撃戦になり、3人が死亡。動機は分かっていません。

 しかし、現地では武装グループによる襲撃事件が相次いでいて、当局が捜査を続けています。