2024年度に全国の児童相談所が対応した虐待の相談数はおよそ22万3000件に上り、過去2番目の多さでした。

 厚生労働省の調査によりますと、2024年度に全国の児童相談所236カ所が対応した虐待の相談件数は22万3691件で、過去2番目の多さでした。

 最多だった前の年からは1818件減少しましたが、依然として高い水準が続いています。

 相談内容別にみると、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう「面前DV」などを含む心理的虐待が13万3024件で、全体のおよそ6割を占めて最も多くなりました。

 虐待を受けた子どもの年齢では7歳が最も多く1万3800件でした。

 虐待者別では「実母」が最も多く48.2%となっています。

 こども家庭庁は、「誰にも相談できない孤独の中での育児が虐待につながる背景の一つとして考えられる」として、妊産婦や子育て世代への支援を行う「こども家庭センター」を中心に相談支援を強化していきたいとしています。