アメリカのトランプ大統領が交渉を迫るなか、イランのアラグチ外相は協議に応じる考えを示す一方、「戦争の準備も整っている」と牽制(けんせい)しました。

 アラグチ外相は30日、アメリカとの協議について具体的な計画はないとしたうえで「交渉に問題はない」との認識を示しました。

 一方で「脅威の影の下では交渉は成立しない。脅威を放棄し、公正な交渉の準備を整えるべきだ」と強調し、軍事的圧力を強めるトランプ政権を非難しました。

 さらに「交渉の準備とともに戦争の準備も整っている」と述べ、武力行使も辞さない構えでアメリカを強く牽制しています。

 トランプ氏は28日、核交渉に応じなければ、去年6月の攻撃を「はるかに上回る甚大なものになる」とSNSで警告していました。