42年前に滋賀県日野町で起きた強盗殺人事件で最高裁は無期懲役が確定し、服役中に死亡した元受刑者の再審=裁判のやり直しを認める決定をしました。

 阪原弘元受刑者は1984年に日野町で酒店の女性店主(当時69)を殺害し、金庫を奪ったとして強盗殺人の罪に問われ、裁判では無罪を訴えましたが無期懲役が確定し、服役中の2011年に75歳で死亡しました。

 その後、遺族が再審請求をしていて大津地裁は2018年に再審を認める決定をし、大阪高裁も2023年に再審を認めていました。

 検察側は特別抗告をしていましたが、最高裁は24日付の決定で特別抗告を退け、再審を認めました。

 今後、大津地裁で再審が開始され、無罪が言い渡される公算が大きいとみられます。

 無期懲役で服役中に死亡した人の再審が開かれるのは戦後初とみられます。