アメリカとイスラエルによるイラン攻撃では、民間人にも死者が出ています。日本で生活するイラン人からは心配の声が上がっています。
2月28日、アメリカとイスラエルがイランへの軍事攻撃を始めました。トランプ大統領は4週間程度続く可能性があるとの見方を示していて、戦闘が長期化する恐れも出ています。
仙台市太白区でペルシャじゅうたんの輸入販売店を営むハシェミ・アリレザさんは、日本人女性との結婚を機に約20年前に来日し、妻の故郷の仙台市に住み続けています。
首都テヘランに母親と弟が住んでいるといいます。
ハシェミ・アリレザさん「インターネットが遮断されています」
SNSで何度もメッセージを送っていますが、イランではインターネットが遮断され、連絡が取れなくなっています。
最後の連絡は攻撃が始まった直後の2月28日でした。弟は「指導者の事務所辺りに爆弾が落とされ、強い音と揺れがあった。避難するので心配しないで」と話したということです。
ハシェミ・アリレザさん「自分の家族だけではなく、全てのイラン人が攻撃されるのが心配です」
イランでは1979年のイラン革命以降、自由が厳しく制限され国民の抗議活動に対しては政府が弾圧を加えてきました。
今回の攻撃へは、現政権が倒れる期待から歓迎の声を上げる国民も多いといいます。
こうした状況と国民の血が流れてほしくない思いから、ハシェミさんは複雑な感情で状況を見守っています。
ハシェミ・アリレザさん「戦争が早く終わって新しい政府が立ち上がり、国民の声を聞いて国を良くするために動き、世界との関係を良くしてほしいです」