イラン情勢の悪化によって東南アジア各地でガソリン代などの価格が高騰するなか、影響が広がりを見せています。

 原油価格の急騰などを受け、東南アジア各地ではガソリンスタンドに行列ができています。

サムットソンクラーム県 ウェヌワット漁協代表 「戦争が続き、ホルムズ海峡が閉鎖されたままなら深刻な燃料不足になる可能性があります。そのうえ1、2週間以内に政府による燃料割り当て削減が解決されなければ、操業停止を余儀なくされる船が出始めるでしょう」

 タイの一部地域では船の燃料代が先週から1リットルあたり25円ほど上昇し、来週も値上がりする可能性があります。

 船の燃料を確保しようとする人々が殺到し、すでに燃料不足となっていて、購入できないケースも生じています。

漁船オーナー 「燃料価格が上がると聞き、次の漁に備えてタンクを満タンにしようと船を向かわせました。しかし、船が到着すると燃料スタンドにはすでに燃料がありませんでした」

 漁船のオーナーは「燃料費が上がった状況で利益が出るのか不安。燃料も満タンにできず、漁をする日数も減ってしまう」と話しています。

 燃料コストが上がることで魚の市場価格に影響が出ることも懸念されています。