■“不思議なソメイヨシノ”発見
見頃の桜を求めて番組の取材班が向かったのは、川沿いに続く桜並木。神奈川県南足柄市にある花見スポット「春木径・幸せ道」です。
川の両岸、およそ1.5キロの遊歩道で満開を迎えているのが、「春めき」と呼ばれる桜です。
2000年に品種登録された、南足柄生まれの新しい桜です。その特徴は…。
春めき財団 古屋富雄理事長 「ソメイヨシノより10日から2週間早く咲く桜。花付きが非常に多く、ぼんぼりのように咲く。最大の特徴は桜の花の香りがする。『新入生を迎える桜』はソメイヨシノが定番。『卒業生を送る桜』がなかったので全国に提供している」
どんな香りがするのでしょうか。
50代の人 「桜のハンドクリームの良いにおい。甘い良い感じ。すごく素敵」
目線の高さに咲いているため、すぐ目の前で桜を愛でることができるのも人気です。
60代の人 「こんなところない。大概、上じゃない桜って。見上げるじゃない。ここは低いからすごく良い。これとこっちと良いでしょう」
南国ベトナムから来た女性は、桜色のコーディネートで日本の花見を初体験。
ベトナムから来た人 「桜をイメージして着た。本当に桜が好き。きれいでとても感動している。たくさん写真を撮った。ベトナムに戻ってまた見る。I LOVE JAPAN」
■もう“満開ソメイヨシノ”なぜ?
さらに取材班は、SNSで「ソメイヨシノが満開になっている」という情報をキャッチ。
東京では19日、桜の開花が発表されたばかりですが…。
横浜市の住宅街を流れる大岡川には、まだ咲いていない桜もあるなか、なぜか1本だけ満開の桜が。
地元住民 「すごく不思議。1本だけ満開というのが。横浜はまだ開花を発表していない。なのにソメイヨシノ1本だけきれいに咲いている」
「ソメイヨシノ」と書かれたプレートが掲げられているなか、地元ではこの桜を巡り、意見が割れていました。
地元住民 「(Q.ソメイヨシノとプレートがあった)そうでしょう名前は。良く分からないけど」 「これはソメイヨシノじゃないよ。オオシマザクラ。この辺で一番早い」
「ソメイヨシノ」なのか「オオシマザクラ」なのか。桜を管理する横浜市の土木事務所に聞きました。
横浜市南区 南土木事務所 三縄教明副所長 「こちらの木はオオシマザクラと認識している。樹木の診断を行って、診断結果にオオシマザクラと記載があった。樹木医にみてもらった診断なので恐らく戦前戦後あたりに市民が植えたものと聞いている。本来『オオシマザクラ』という表記になるべきところを(表記を変えることが)伝わっていなかった」
番組が取材した樹木医によりますと、「オオシマザクラ」は「ソメイヨシノ」よりも少し早く咲くこともあるといいます。