アメリカがヨーロッパに展開する核戦力の拡大について、NATO(北大西洋条約機構)の加盟国と協議しているとイギリスメディアが報じました。

 フィナンシャル・タイムズは2日、協議の内容について説明を受けた関係者の話として、アメリカがヨーロッパで核兵器を搭載可能な爆撃機を配備している6カ国以外にも追加配備を行うことに前向きな姿勢を示していると報じました。

 トランプ大統領がヨーロッパから部隊や兵器システムを撤収する方針を示すなか、NATO加盟国の懸念を払拭する狙いがあるとみられます。

 関係者によりますと、ポーランドやバルト3国の一部を含むNATO加盟の東欧の国々が核攻撃能力を持つ航空機の基地受け入れに関心を示しているということです。

 一方で、協議に詳しい別の関係者は追加配備に関する合意が目前に迫っているわけではないと述べたということです。