2026年の夏も厳しい暑さとなる見通しです。夏は2種類の貧血のリスクが高まる季節でもあります。
めざきクリニック目崎亨院長「貧血は、血液の中の赤い血が少なくなる貧血と、症状でふらついたりめまいがする貧血。恐らく後者の方を貧血と言うことが多いかと思うんですが、夏場は水分不足で血管の中に蓄えられる水分が少なくなるのと、暑くて血管が緩んでしまい血圧を保てなくて、ふらっとするようなことが増える時期ではあります。夏場は食欲が落ちて例えば鉄分が入っている食事がうまく取れないとか」
ダブル貧血の1つが、鉄欠乏性貧血と呼ばれる鉄分が不足することで起こる貧血です。 もう1つが脳貧血とも呼ばれる自律神経の乱れによる血流悪化の貧血です。
鉄欠乏性貧血は、主に女性に多い貧血で体内の酸素を運ぶ赤血球が少なくなることで、ふらつきやめまい、いつもより疲れやすいといった症状が出ます。
特に夏場は食欲が減りやすく栄養バランスが偏り、鉄分が不足しがちになることが原因です。
脳貧血は、自律神経の乱れによって起こる貧血です。暑い屋外とクーラーの効いた屋内を行き来する際の寒暖差で、血圧や脈拍を調整する自律神経が乱れやすくなります。
このため脳への酸素供給が滞り、立ちくらみや失神などにつながることがあります。
めざきクリニック目崎亨院長「夏は暑苦しい日も増えますので、クーラーを使って快適な眠りと疲れをためすぎない、食欲が落ちても栄養のバランスを考えて極力食事を取るようにしていただく」
鉄欠乏性貧血はホウレンソウやレバーなどの鉄分が多い食事が大切です。鉄分を補えるサプリメントやグミ、ヨーグルトなどに頼ってもいいということです。
脳貧血については水分を多めに取り、寝る時に汗をかくので上手に冷房を使ったり、枕元に水を用意することもいいということです。
夏バテで受診を避け、秋頃に大きな病気が見つかるといったケースもあるということです。
水分や睡眠を十分取っているのに症状が改善しないなど、不安な場合は診察を受けてほしいということです。