高市総理大臣はブラジルのルラ大統領と会談し、南米5カ国が加盟するメルコスール(南米南部共同市場)とのEPA(経済連携協定)の締結に向けた交渉を始めることで合意しました。

高市総理大臣 「我が国は重要鉱物やエネルギーの供給源の多角化を進めていますので、それらが豊富なブラジルとの経済安全保障上の協力強化は極めて重要です。EPAはそうした協力を進める基盤となりえます」

 会談はフランスのG7(主要7カ国)サミット会場で約30分間にわたって行われました。

 会談に合わせて日本とメルコスールの交渉開始を確認する首脳共同声明が発出され、高市総理は国内の畜産農家への影響などに配慮しつつ、「双方の利益になる交渉を進めていければうれしい」と伝えました。

 メルコスールは1995年に関税撤廃などを目的として発足した関税同盟で、加盟5カ国のGDP(国内総生産)の総額が480兆円規模となる巨大市場です。