2025年、宮城県石巻市で町内会に配布された殺虫剤の誤飲事故が相次いだことを受け、齋藤正美市長は当初の市の対応に課題があったとの認識を示しました。
石巻市では、2025年6月、80代の男性がペットボトルに小分けして配布された殺虫剤を誤って飲んだとみられ死亡したほか、7月には3歳の子どもが誤飲し救急搬送されました。
16日の定例会見で、齋藤正美市長は当初の市の対応に課題があったとの認識を示しました。
齋藤正美石巻市長「防疫殺虫剤の取り扱いが町内会等の担当者まで周知徹底がされていなかったことにつきましては、誠に遺憾であります」
市は、80代男性の死亡事故を確認した後も警察の捜査が継続中であることなどを理由に、県の保健所に事案について報告していませんでした。
齋藤正美石巻市長「捜査中であるというのをあまりにも重きを置きすぎて、それで(早く)公表し、もっと注意喚起をすれば良かったという反省はある」
市では、事故を受け、殺虫剤の配布実態について、2025年に調査を実施し、ペットボトルに小分けされた殺虫剤などはすべて回収する対応を取っています。
齋藤正美石巻市長「この液体については、また間違いを起こす可能性もあるので、やめる方向も考えながら、地域の皆さんとしっかり協議をし、納得した上で進めていきたい」