すでに一刻を争う事態となっていました。

警察官 「坊や、聞こえるかい?」

 17日、アメリカ・ワシントン州の保安官事務所が公開した映像です。

 「小さな子どもが車内に放置されている」と通報を受けて駆け付けた警察官が目にしたのは、チャイルドシートに固定されたまま意識が朦朧(もうろう)としている2歳の男の子でした。

 外の気温は33℃ですが、エアコンは動いておらず、親が戻ってくるのを待っている余裕はありません。

警察官 「眠っているみたいだけど、すごく汗をかいている。窓は少ししか開いていない。これから窓を割ります」

 警察官は救急隊に出動を要請し、強硬手段に出たのでした。

警察官 「やあ、こんにちは、大丈夫かい?さあおいで、ここから出よう」

 保安官事務所によると、両親は男の子を放置したまま買い物をしていたとして、児童保護局に通報されたということです。

 アメリカでは去年、31人の子どもが車内での熱中症で命を落としているため、夏本番を前に、注意が呼び掛けられています。