長引く物価高や円安は宮城県のブランド牛、仙台牛の生産にも影響しています。輸入する餌の値上がりなど、畜産農家が物価高騰に苦悩しています。

 宮城県大河原町で開催された繁殖用の黒毛和種の雌牛を審査する仙南地域和牛共進会には、2市4町から18頭の牛が出品されました。

 全農みやぎ山下幸佑さん「お母さん牛になりますので、雌牛の生産性の高さが体形に現れているかどうかを確認する」

 審査の結果、1歳程度の若い雌の部門では宮城県柴田町の加茂大祐さんが育てた「かもぼくもね」が最優秀賞を受賞しました。

 加茂大祐さん「牛のバランスと質の良さだと思いますね」

 加茂さんは柴田町で25年前から約40頭の黒毛和種を飼育しています。

 円安や物価高騰の影響で、経営が圧迫されていると話します。

 加茂大祐さん「餌が高いことが一番経営として大変なところ。配合飼料がだいたい1トンで5万円位が、今は10万円」

 加茂さんは、このままでは畜産農家を廃業する人が多くなると話します。

 加茂大祐さん「10年経過したら半分位になるんじゃないか。行政にも支援していただいていますので、今後も支援していただきながら畜産農家を続けていければなと」