アサヒグループホールディングスはサイバー攻撃の影響で延期していた2025年通期の決算で純利益が前の年と比べて3割以上、減少したと発表しました。

アサヒグループホールディングス 勝木敦志社長 「昨年9月に発生したシステム障害の影響により、2025年本決算につきまして、ここまでお時間をちょうだいすることになりました。皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしました。重ねて深くおわび申し上げます」

 アサヒグループホールディングスによりますと、売上高にあたる売上収益は1.5%減少して2兆8946億円、営業利益は30.9%少ない1858億円、純利益は36.4%少ない1227億円でした。

 去年9月に発生したサイバー攻撃によって売上収益は約700億円減少したほか、サイバー攻撃に伴うシステム障害の関連費用として約170億円を計上しました。

 勝木社長ら4人は経営責任を取り、月額報酬の20%を3カ月返上します。

 2026年の年間の業績予想では売上高が初めて3兆円の大台を突破するほか、営業利益と純利益、いずれも過去最高を見込んでいます。

 10月の酒税改正に合わせてリニューアルする主力の「スーパードライ」などで収益の強化を図ります。