静かな街で突然の凶行です。大分県佐伯市で、10代から80代までの男女4人が次々と切りつけられました。

■「まさか佐伯でこんなことが」

110番通報 「包丁で刺された人がいる」

 次々と警察や救急が駆け付け、騒然となった現場。

 13日、佐伯市にあるレンタルビデオ店周辺で、男が10代から80代までの男女4人を次々と刃物で切りつけました。

近くで働く人 「白髪のおじいさんが倒れて、ブルーシートで隠されて運ばれていく様子はちらっと見ました。周りに警察官や救急隊員がいて、しゃがみこんで動けない感じで担架に寝かされていた。大事な感じがしました」

 男は80代男性を切り付けた後、立て続けに60代男性と10代の女子高校生を切りつけました。最後に60代男性を切りつけて立ち去ったということです。

 このうち80代男性と60代男性の2人が重傷です。

 被害者同士に面識はなかったといいます。

近くで働く人 「車はここから見る分には3台ぐらいしか止まっていない。近くでこんなことがあってびっくりですけど、まさか佐伯でこんなことが起こるなんて」

■理学療法士の男(44)逮捕

 現場は、普段は交通量が少ない住宅や店舗が並ぶ地域です。事件直後、現場近くの医療施設から、再び110番通報が入りました。

医療施設付近の目撃者の110番通報 「刃物を持った男がいる」

 駆け付けた警察官が、刃物を持った男を発見し、その場で確保しました。

 銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、市内に住む理学療法士・野下博司容疑者(44)です。

 警察によると、野下容疑者は刃渡り18センチの包丁を所持していたということです。

野下容疑者 「(銃刀法違反容疑については)間違いありません」

 警察は、傷害や殺人未遂の疑いもあるとみて詳しく調べています。

(2026年7月14日放送分より)