10月の酒税改正でビールの税率が下がるのを前に大手各社の今年後半の戦略が出そろいました。新商品の投入や定番商品の強化など、それぞれの戦略でシェア拡大を狙います。
サントリーは第三のビール「金麦」の麦芽の比率を変えるなどして、ビールとして販売する新商品に力を入れています。
16日には「ビール化」した新商品を業界で初めて消費者に提供します。
アサヒは主力の「スーパードライ」を4年ぶりにリニューアルします。
持ち味の辛口を刷新するほか、麦芽比率を変更して飲みごたえなどを向上したということです。
キリンは定番の「一番搾り」をリニューアルするとともに、低価格帯や健康を意識した分野など、多様な構成でニーズを取り込む狙いです。
サッポロは主力の「黒ラベル」と「ヱビス」に集中的に投資します。
10月に新たな体験拠点を東京・銀座にオープンするなど、消費者との接点を増やします。
10月の酒税改正では350ミリリットル缶で税率が9円程度下がるため、ビールの売り上げが伸びると予想されています。