アメリカのトランプ政権は、ブラジルからの輸入品に25%の制裁関税を課すと発表しました。ブラジル側が誠意を持って交渉しなかったと理由を明らかにしています。

 アメリカ通商代表部は、1年に及ぶ調査の結果を経て、ブラジルが「不公正な貿易慣行」によってアメリカの国益を損ねているとして、ブラジルからの輸入品に25%の追加関税を課すと発表しました。

 関税は22日に発動しますが、コーヒーや牛肉、アボカド、航空機の部品などは対象から除外されます。

 通商代表部のグリア代表は、アメリカのSNSへの規制やブラジル独自の電子決済サービスの優遇、またアメリカ産エタノールへの高い関税などによってアメリカが不当な扱いを受けているとしています。

 今回の発表は、今年2月にアメリカ連邦最高裁がトランプ関税の根拠を無効とした判決を下してから初めての追加関税となります。

 ブラジルのルラ大統領はXに、「違法かつ恣意的に課された関税に正当性はない」と投稿し反発しています。