大阪地検特捜部の主任検事からパワハラを受けたなどと訴える元検事の男性の手記が公表されました。

手記を読み上げる女性検事 「私は誇りを持って懸命に検事の仕事をやってきた。検事の仕事が大好きだった。なのに一連の被害で辞職に追い込まれたのが無念でならなかった」

 準強制性交の罪で起訴された元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)からの被害を訴える女性検事は、3日に会見を開き、元検事の男性から寄せられた手記を公表しました。

 手記は、2023年に大阪地検特捜部が捜査した脱税事件に研修として関わった男性が、主任検事から「お前が被疑者からなめられているから否認されるんだ」「お前ポンコツだな」などと言われたうえ、自白調書の作成などの違法捜査を指示されたとしてハラスメント被害を打ち明けるものです。

 手記によりますと、男性は被害を申告し、大阪高検からハラスメントがあったと認められましたが、主任検事の処分はなかったということです。

 手記を公表した女性検事は、検察内のハラスメントに対する第三者委員会の設置を求めています。

 大阪高検や大阪地検はいずれも「手記の内容を把握しておらず、現時点ではコメントできません」としています。