1988年に発生した航空機爆破事件で最愛の息子を失った母親が悲しみを彫刻にして真相解明を求め続けています。

 スーゼ・ローウェンスタインさんは1988年12月21日、留学を終えて帰国するはずだった当時21歳の最愛の息子・アレクサンダーさんを突然、失いました。

 ロンドン発ニューヨーク行きのパンナム103便がスコットランド上空で爆破され、乗客乗員259人全員と地上の住人11人、合わせて270人が死亡したのです。

 しかし、事件から約38年経った今も裁判は延期されたままです。

 そうしたなか、ローウェンスタインさんは息子を失った悲しみや追悼のために15年かけて彫刻を制作しました。

 それが「Dark Elegy」です。

 犠牲者の遺族が愛する人の死を知らされた瞬間の姿が再現されているということです。

 ローウェンスタインさんは「子どもがあのような形で殺された時の悲しみは決して消えることはありません」と話し、今も事件の真相解明を待ち続けています。

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