アメリカのトランプ政権はイランを経済的に孤立させる取り組みの一環として、UAE=アラブ首長国連邦にあるエジプトの大手銀行を制裁対象にしました。
アメリカ財務省は28日、エジプトの大手銀行、ミスル銀行のUAEの支店について、アメリカの金融機関との取引を禁止する方針を発表しました。
トランプ政権は24日、イランを経済的に孤立化させるため、イランと取引する企業などに対し制裁を科す方針を示していました。
ベッセント財務長官はSNSで、「イランの体制を継続的に支援してきた責任を追及する第一歩を踏み出す」と強調しています。
アメリカ財務省によりますと、ミスル銀行のUAE支店はイランにとって米ドル入手などのための重要な拠点であり、2024年1月から2年半の間に、イランの銀行を介さない影の銀行=シャドーバンクのネットワークに関与している可能性がある103社との間で、およそ18億ドルの取引があったということです。
アメリカ財務省はイランがこうした取引を利用して、武器の調達やテロ関連組織への資金提供などをしていたと指摘しています。