秋になるとくしゃみや鼻水、目のかゆみが増える人がいると思います。花粉症だと思いがちですが、意外な原因があります。雨が多かった今年は特にに注意が必要だということです。
 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック浅井偉信院長「秋になってくると、イネ科の花粉が増えてきます。例えば、ヨモギやブタクサなどです」

 神奈川県茅ケ崎市の茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック院長、浅井偉信医師によりますと秋花粉も原因の1つですがそれだけではないということです。
 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック浅井偉信院長「秋はダニが非常に増えやすい時期ではあるので、ダニのアレルギーが非常に起きやすい時期になってくると」

 意外な原因の正体は、布団やカーペットなど家の中に潜むダニです。浅井医師によりますと、ダニアレルギーの人は春の花粉症と同じかそれ以上に多いということです。
 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック浅井偉信院長「ダニは、高温多湿な場所を望みます。暖かくなってくる春から夏にかけて徐々に増えてきて、夏になると数が多くなり秋はダニの排泄物がどんどんたまってくるんですよね」

 ダニは、高温多湿の夏に繁殖して一気に増えてふんの量も多くなり、気温が下がる秋にはその死骸が増えていきます。ダニのふんと死骸こそが、強力なアレルギー源になります。
 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック浅井偉信院長「生きているダニは大体0.2ミリから0.3ミリ位で、体の中に入ってくるまでの大きさではないんですよね。ダニのふんや死骸は乾燥して割れたりすると、ダニの大きさの10分の1位になってくる。非常に舞い上がりやすくなるのと同時に、体の奥底にまで入りやすくなると。そういうこともあってダニのアレルギーは、実はダニが一番増える夏から少し遅れた秋に増えてくるという特徴があります」

 今は増殖シーズンで、例年以上に注意が必要な理由があります。
 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック浅井偉信院長「ダニは温度もですけど湿度”依存すると言われているので、雨も多い夏ではありましたのでいつもの年と同様に、もしくはそれ以上に増えていてもおかしくはないのかなと思います」
 「寝具とかに非常に多いですから、布団そのものを掃除機をかけるも非常に大事だと思いますし、できれば布団乾燥機である程度高温にして殺して掃除機で吸ってあげるということは大事だと思うんですけど、それと合わせて布団のカバーをきれいにして、それを外に出さないようにしてあげる」

 布団の外干しは、湿気を減らせるためダニの増殖を抑える効果はありますが、50℃以上で死ぬので死滅には至りません。布団乾燥機を使用したり、カバーやシーツを定期的に洗濯したりしましょう。カーペットやソファなどはふんや死骸がたまりやすいため、こまめな掃除機掛けが効果的です。

 盲点はフローリングで、ほこりが舞い上がりやすいためマスクをつけて換気して、掃除機は静かにかけましょう。
 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック浅井偉信院長計「すごく悪くなってから対処をしようとしても間に合わないことが結構あります。症状が出たらなるべく早めにお薬を使って、症状を抑えに行くというようなこともこの時期の過ごし方としては大事になるのかなと思います」

 ダニアレルギーのサインです。
 1年中、鼻水・鼻づまり・くしゃみがあり、秋に悪化して朝起きた時に症状が強く出る。
 布団を触ると悪化する。旅行などで家を離れると症状が楽になる。
 該当する場合、花粉よりもダニが原因の可能性が高いとういことです。