人手不足が続く介護現場の救世主となるでしょうか。都内で、純国産ヒューマノイドを使った、初めての実証実験が始まりました。

■安全重視で“自前開発”

 都内の介護施設で11日に行われていたのは、日本のAI企業が開発したヒューマノイド=「D1」による実証実験です。

 この会社、今年3月の時点では、中国の「二足歩行ロボット」をベースに開発を考えていました。ところが…。

ZEALS 清水正大代表取締役 「取り組めば取り組むほど、転倒しかねない。介護施設や病院だと、子ども・ご老人の方もいる」

 そこで、最先端の半導体など、日本で入手できないもの以外はすべて自前でつくる「準国産ヒューマノイド」を開発することにしました。

■失敗の連続 それでも…

 日本のAI企業が挑む、「準国産ヒューマノイド」の開発。初となる介護現場での実験は“失敗”の連続でした。それでも…。

「今(コップに)量がこれくらい入ったのが分かったから、自分で止めた」

 部分的に成功したものの、動作の安定性・再現性には課題も多く見られました。

桜十字グループホスピタルメント事業部 菅谷真運営部長 「お客様が喜んでくれたのが一番。今後の期待を感じた」

清水代表取締役 「ラボではうまくいっていたことが、(現場で)全然うまくいかないことが実際に起こった。そこで得られる学びとデータを生かして、ロボット開発をしていくことが、今一番大切」

(2026年9月12日放送分より)