台風25号による大雨の被害を受けた千葉県では、災害ボランティアの活動も始まりました。一方、住民からは、台風26号による新たな雨への不安の声も聞かれました。

■千葉大雨被害 ボランティア活動も

 台風25号の大雨による被害が相次いだ千葉県では、25日新たに1人の死亡が確認され、死者は神奈川県と合わせて12人になりました。

 住宅の浸水被害も相次ぎ、千葉県内の床上浸水は658件。そのおよそ半数が佐倉市に集中しています。

 市内を流れる高崎川が氾濫し、住宅街の広い範囲に茶色く濁った水が流れ込んだためです。押し寄せた水は160センチほどの高さまで達したということです。

 こちらのお宅では先月の千葉豪雨でも床上浸水し、家具を買い直したばかりだったといいます。暮らしを立て直そうとしていた矢先、わずか1カ月余りで2度目の浸水被害に遭いました。

佐倉市に住む森下哲雄さん 「今回の被災についてはまだ心の整理がついていない」

■台風26号の新たな雨に警戒も

 さらに、2度の浸水被害に見舞われたこの地区では、街の皆さんは再び大雨になることはないのか、台風26号の動きに不安を感じています。

 高齢女性の一人暮らしだというこちらのお宅も、先月の豪雨で床下浸水し車を廃車にしたばかりでした。

手伝いに来た住民の家族 「(Q.水の高さは?)今も残っている。この辺まではきました」

 今回は床上浸水で、ほとんどの家財が被害に遭ったそうです。26日はボランティアが手伝いに来てくれました。

ボランティア 「(Q.千葉豪雨の時から?)そうです。継続的に来ています。住民のことを考えると切なくなります」

 暮らしの立て直しが見通せないなか、気掛かりなのが台風26号の動きです。

手伝いに来た住民の家族 「今週もまた雨が…。台風も発生したというので、どうしようもないですけど途方に暮れる感じ」

 今後の進路によっては復旧作業への影響も懸念されるため、最新の情報に注意が必要です。