帝国データバンクによりますと、宮城県塩釜市の老舗かまぼこメーカー「カネコ橋沼商店」が自己破産申請の準備に入りました。

 カネコ橋沼商店は、1927年創業で、主力商品の「松島笹」や「牛タン笹かま」などのかまぼこ商品を製造し、1994年3月期には年間売上7億9000万円を計上していました。

 2011年の東日本大震災の津波被害で本店工場と事務所が全壊し、1年間の休業を余儀なくされ、2012年4月に本店を新築して事業を再開しましたが、借入金の返済などで赤字が続いていました。

 2026年3月期には年間売上4億8100万円に対し、生産コストの上昇から営業段階で赤字となり、資金繰りが限界に達したことから事業の継続を断念しました。

 2026年3月期末時点の負債総額は約4億5400万円です。